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打ち放しコンクリート
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一般に、鉄筋コンクリートの躯体は、鉄筋を配筋し、鋳型になる型枠を組み、そこに生コンクリートを打設します。さらに一定の養生期間を経た後、型枠を脱型しますが、打ち放しコンクリートは、その上に吹付けやタイル等の仕上げを施すことなく、コンクリートの生地そのままの美しさを表現する手法です。
「脱型するまではわからない」
脱型するまでは、その出来映えに不安の多い打ち放しコンクリートは、あたかも陶磁器を釜から取り出す手法と似ています。しかし、入念なつくり込みの「技」があれば、出来映えの不安は払拭されます。すなわち、良い出来映えの打ち放しコンクリートも、その造り込みのプロセスに「技(ノーハウ)」があります。
建築における品質の違いというのはまさにそれで、造り込みの過程をいかに大切にしているかにかかります。そこで必要になるのが、コンクリートと型枠ベニヤの「素材としての性状」や、実際に施工を行う「作業所環境(自然状況)」に至るまでの細心の配慮です。特に「美観上の要求品質」について、お客様、設計者、施工者間で事前に合致させることと、耐久性上の問題点を解決し、準備段階からの配合計画、型枠計画、打設計画、養生計画を十分確認し合ってから工事を進める事が、良い打ち放しコンクリート躯体を完成させる上での大切なポイントです。
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