黄檗宗祥應寺 本堂外観


本堂 南西面
  本堂 向拝夕景
本堂 南西面   本堂 向拝夕景

本堂 外陣
  客殿 内観
本堂 外陣   客殿 内観

客殿 中庭・廊下
  山門
客殿 中庭・廊下   山門

Photo : BAUHAUS NEO


黄檗宗 祥應寺
工事内容 本堂・客殿・山門 新築
所在地 本東京都国分寺市本多
発注者 宗教法人祥應寺
設計・監理 佐藤秀一級建築士事務所
用途 寺院
構造 RC造
階数 地上1階
延床面積 434.46 m²
竣工 2014年11月
リンク 黄檗宗黒金山祥應寺 新規ウィンドウで開く
コメント 黒金山祥應寺は、享保の頃、国分寺村で新田開発に携わった村人に菩提寺が必要となり、1724年(享保11年)に伝祥應寺跡地より引寺して開山された黄檗宗の寺院です。2014年に、本堂・客殿・山門の建替に際して設計・施工を担当いたしまた。
本堂の外観は黄檗様式を踏襲し、内部は古代インドの石窟寺院をモチーフにした意匠としています。須弥壇や欄間等、旧本堂に使用していたものを一部に再利用し、火災とセキュリティを意識した仕様になっています。
客殿は屋根の反りや意匠の要所要所に、黄檗様式を取り入れています。下足のまま利用できる内部は、可動間仕切りにより、三つの空間に分割できるよう、自由度を高めたスペースとしています。
山門は典型的な黄檗様式を踏襲したもので、他の宗派にはない独特の形式になっています。また、棟の上には、想像上の生物である「摩伽羅(まから)」という瓦が載っているのも、同宗独特のものです。


 

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