中村研一記念 小金井市立はけの森美術館茶室「花侵庵」 外観南面


外観北東面
  茶室内観
外観北東面   茶室内観

茶室内観
  水屋
茶室内観   水屋

茶室内観
  茶室内観
茶道口   貴人口

Photo : BAUHAUS NEO


中村研一記念 小金井市立はけの森美術館 茶室「花侵庵」(かしんあん) ※国登録有形文化財 保存修復
所在地 東京都小金井市中町
発注者 小金井市
設計・監理 株式会社 佐藤秀一級建築士事務所
用途 美術館附属施設(茶室)
構造 木造
階数 地上1階
延床面積 28.93 m²
竣工 2020年3月
受賞等 国登録有形文化財(建造物)※2019年3月29日登録
雑誌掲載 広報紙「市報 こがねい」 2019年7月1日号 P.6
単行本「佐藤秀三(作品集)」 1979年9月8日発行 P.75~88,129
リンク 中村研一記念 小金井市立はけの森美術館 公式サイト - 国登録有形文化財 新規ウィンドウで開く
中村研一と佐藤秀三(YouTube 東京都小金井市公式動画チャンネル) 新規ウィンドウで開く
文化庁 国指定文化財等データベース(旧中村研一邸茶室「花侵庵」) 新規ウィンドウで開く
ウィキペディア - 中村研一 新規ウィンドウで開く
コメント 建築家・佐藤秀三(株式会社佐藤秀 創業者)の設計により、洋画家・中村研一氏自邸の離れの茶室として、1960年(昭和35年)に建築された建物です。武蔵野の面影を今に残す東京都小金井市の美術の森緑地内に現存し、現在は小金井市立はけの森美術館の附属施設として、外観のみが一般公開されています。2019年(平成31年)に、隣接する中村研一邸主屋(現・はけの森美術館附属喫茶棟)とともに、国の有形文化財に登録されました。
素朴で個性的な意匠の茶室で、日本古来の民家といわゆる数奇屋が渾然と一体化したデザインで、構造も数奇屋の繊細、優雅さより民家の素朴さと力強さが見られます。使われている木材も、素地のものはほとんどなく、オイルステインの古色で塗られています。
築後60年を経た今回の佐藤秀による修復工事で、建物に新たな生命を吹き込みました。


 

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