住友那須別邸 南側外観


南側外観
  玄関まわり外観
南側外観   玄関まわり外観

玄関ホール
  栗ブロック敷きの玄関床
玄関ホール   栗ブロック敷きの玄関床

階段ホール
  食堂より居間を見る
階段ホール   食堂より居間を見る

栗材の梁と漆喰の居間の天井
  居間より食堂を見る
栗材の梁と漆喰の居間の天井   居間より食堂を見る

空間の目前に大胆に仕口を表現
  栗の門扉
空間の目前に大胆に仕口を表現   栗の門扉

Photo : 篠澤建築写真事務所、佐藤秀(スナップ)


住友那須別邸(佐藤秀三設計作品)
所在地 栃木県那須郡
設計・監理 佐藤秀三/佐藤秀三建築工務所
用途 別荘
構造 木造
階数 地上2階
延床面積 534.62 m²
竣工 1937年9月
仕上げ [屋根]栗木端葺、[外壁]杉耳付板横羽目ペンキ・砂漆喰・付梁付柱栗ちょうな削オイルステイン、[天井]虫喰漆喰仕上、[内壁]ラフコートペンキ・化粧梁柱栗ちょうな削オイルステイン、[床]栗板ちょうな削オイルステイン
雑誌掲載 「室内」 1963年8月号 P.75~80
単行本「佐藤秀三(作品集)」 1979年9月8日発行 P.17~58,126~127
単行本「現代和風建築集6」 1984年4月25日発行 P.98~111,190~199
「新建築住宅特集」 1994年5月号 P.21~28
「コンフォルト」 2005年12月号 P.60~70
「建築画報」 2006年7月号 P.80~87
「NPO木の建築」15号 2006年8月号 表紙,P.28,31~49
単行本「建築の出自」-論考 佐藤秀三- 2008年4月30日発行 P.175~194
「建設ジャーナル」 2009年1月号 P.54~55
「建築ジャーナル別冊」 2010年3月31日発行 P.29
コメント 佐藤秀の創業者である建築家 佐藤秀三の設計作品で、住友家の別荘として1937年(昭和12年)に建築されました。
ご当地の山林から切り出した栗材をふんだんに用い、迫力ある骨太の梁等には手斧掛けが施され、粗野さの中にも上品さを漂わせています。独自の配合によるオイルステインが光沢を放ち、面取りした太柱に差し込む梁の仕口の細部にまで描いたような丁寧な手斧掛け模様に目が奪われます。


 

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