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秀三自筆の立面図 |
秦邸(佐藤秀三設計作品)
所在地 |
広島県広島市 |
設計・監理 |
佐藤秀三 |
施工 |
佐藤秀三建築工務所(現・株式会社佐藤秀) |
用途 |
個人住宅 |
構造 |
木造 |
階数 |
地上2階 |
延床面積 |
385.92 m² |
竣工 |
1933年(昭和8年)7月 |
おもな仕上 |
[屋根]4.5から9寸勾配S型洋瓦葺・暖炉用煙突、[外壁]大壁リシン掻き落とし一部タイル貼・横羽目板張、[天井]洋室漆喰塗・和室竿縁天井、[内壁]応接室壁紙張・食堂腰羽目板+ラフウォール、[床]寄木張・縁甲板 |
コメント |
昭和8年に広島県に建築された、100坪を超える大型の個人の住宅です。
外観設計は、屋根勾配をいくつか変えて立体感を出しています。個性ある煙突、多用されている縦長の開き窓等の洋風の外壁に、一部ハーフティンバー風の筋交いをアクセントに用いています。玄関周りや南面、2階の露台手摺部分に、横長の細いタイルが小端積み状に貼られ、東及び北面の1階外壁には羽重ねの横羽目板が張られています。
佐藤秀三は東京を拠点にしていましたが、昭和10年頃までの間、広島と東京を行き来して、広島県内に数軒の個人住宅を建築しました。 |
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