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亘理邸(現:林邸)
南側外観
アプローチ
居間
居間
日光室
玄関ホール
日光室床の網代風タイル張り
玄関ホール床の矢羽根タイル張り
秀三自筆の立面図
Photo : 都市建築写真事務所
※写真は増改修後の近年のものです
亘理邸(現:林邸)
(佐藤秀三設計作品)
所在地
東京府東京市杉並区(現・東京都杉並区)
設計・監理
佐藤秀三
施工
佐藤秀三建築工務所(現・株式会社佐藤秀)
用途
個人住宅
構造
木造
階数
地上2階
延床面積
130.58 m²
竣工
1933年(昭和8年)
おもな仕上
[屋根]矩(10寸)勾配・石州瓦塩焼きS字瓦、[外壁]杉耳付板横羽目荒木ペンキ・リシン掻き落とし・ハーフティンバー風付梁付柱オイルステイン、[天井]虫喰い漆喰仕上げ、[内壁]コンビネーション仕上・玄関ホール柱梁等化粧部分手斧仕上げ、[床]ナラフローリング・日光室網代風タイル張り
受賞等
2013年(平成25年) 第11回 杉並「まち」デザイン賞 (杉並区)
リンク
杉並区 杉並「まち」デザイン賞
コメント
昭和8年に建築された、佐藤秀三にとって独立後間もない時期の小規模住宅です。
戦前の建築ながら戦災を免れて現存しており、増改築は繰り返しているものの、オーナーのこだわりで内外に建築当初の姿を残しています。
赤褐色の石州S字瓦を葺いた急勾配の屋根と煙突のある外観に、付梁付柱に曲がりくねった形状の筋交いを印象的に組込み、濃いオイルステインで塗ったハーフティンバー風の外観が特徴的な洋館です。
趣ある外観が町並みに映え、平成25年に杉並区主催の第11回 杉並「まち」デザイン賞を受賞しました。
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