建築家 佐藤秀三の世界 > エピソード > エピソード3 豪快さと細部へのこだわり |
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秀三の作品には、それを特徴づけるいくつかの工法・技法があります。以下、代表的なものをご紹介します。
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内装に用いる場合は、縦張りし両サイドに小幅な目地を入れます。化粧面は外装と異なり、ワイヤブラシで縦目を削り入れ、グレー系の塗料で仕上げます。
天井材として用いる場合は、小幅の杉板正目を粗削りした上で、ワイヤブラシで目に合わせて深めに削り、同じくグレー系の塗装で仕上げます。
山荘などの大きな土間では、ラフなサイズと目地で雰囲気を和らげ、建物によっては、小ぶりなブロックを緻密にならべることもありました。
化粧面をオイルステインで塗装した仕上がりは、とても靴のままで入るのを躊躇してしまう美しさです。
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