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志賀アルペンローゼ
外観(昭和15年2月に撮影)
外観
外観詳細
外観南面
玄関ホール
居間
居間
居間吹き抜け上部
廊下
Photo : 佐藤秀、都市建築写真事務所
※2枚目以降の写真は増改修後の近年のものです
記録動画(平成29年~30年に撮影)
Videographer : 都市建築写真事務所
志賀アルペンローゼ
(佐藤秀三設計作品)
所在地
長野県下高井郡山ノ内町志賀高原蓮池
設計・監理
佐藤秀三
施工
有限会社佐藤秀工務店(現・株式会社佐藤秀)
用途
個人住宅
構造
山小屋
階数
地上2階
延床面積
102.98 m²
竣工
1938年(昭和13年)10月
おもな仕上
[屋根]4寸片流れ杉皮葺き、[外壁]杉耳付板南京下見張り荒木ペンキ仕上げ、[天井]テックス張、[内壁]耳付杉板荒木乱巾縦張、[床]玄関乾燥室土間丸太木レンガ・手斧斫り掛け ※いずれも竣工時の仕様
受賞等
2003年 長野県 山ノ内町有形文化財指定
雑誌掲載
住まいと生活の情報誌「こんにちは」 1993年11月号 P.15
リンク
株式会社佐藤秀 建築作品集 / 木造建築 - 志賀アルペンローゼ(カラー)
建築家 佐藤秀三の世界 / 資料館 - 志賀アルペンローゼ(360度全天球画像)
コメント
昭和13年に、佐藤秀三が初めて手掛けた山小屋です。大正から昭和初期にかけての志賀高原のスキー場開発にあわせて、盛んに建設された企業の保養所の先駆けとなった建築です。地場の自然材を用いて、自然のままの姿を残しながらまとめあげています。
当初は山岳人会の登山やスキーのための山小屋として建てられましたが、のちに株式会社佐藤秀工務店(現・株式会社佐藤秀)の保有となり、社員向けの福利厚生施設として活用されました。
役職員やOBにより、手を加えながら維持管理がなされ、平成15年には山ノ内町の有形文化財に指定されましたが、建築から80年が経過して老朽化が進んだため、平成30年8月に、惜しくも解体されました。
(解体直前の記録動画を上記のムービーでご覧ください)
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