住友俣野別邸 外観


外観南側
  バルコニー軒
外観南側   バルコニー軒

外観南側
  庭への入口
外観南側   庭への入口

1F 玄関
  ホール吹抜け
1F 玄関   ホール吹抜け

ホール吹抜け見おろし   1F 居間
ホール吹抜け見おろし   1F 居間

2F 展望室
  秀三自筆の立面図
2F 展望室   秀三自筆の立面図

Photo : BAUHAUS NEO


住友俣野別邸(佐藤秀三設計作品)
所在地 神奈川県鎌倉郡大正村(現・神奈川県横浜市戸塚区東俣野町)
設計・監理 佐藤秀三
施工 佐藤秀三建築工務所(現・株式会社佐藤秀)
用途 個人住宅
構造 木造
階数 地上2階 一部地下1階
延床面積 651.04 m²
竣工 1939年(昭和14年)11月
おもな仕上 [屋根]4寸勾配S字洋瓦葺・暖炉用煙突、[外壁]大壁リシン掻き落とし、横羽目板張、[内壁]ラフコート仕上・コンビネーション仕上・漆喰引き摺り、[天井]漆喰ペンキ塗り仕上(一部虫喰い仕上)、[床]テラス鉄平石張り・玄関栗ブロック・寄木張り(やはず張り、市松模様)
受賞等 2004年7月6日 国 重要文化財(建造物)指定 (文化庁)
雑誌掲載 国重要文化財指定記事(朝日 読売 毎日 産経 神奈川 他新聞社)2004年04月17日
単行本「近代建築散歩 東京・横浜編」 2007年12月01日発行 P.232
リンク 旧住友家俣野別邸 (Wikipedia) 新規ウィンドウで開く
俣野別邸庭園(再建後の俣野別邸)新規ウィンドウで開く
株式会社佐藤秀 ニュースリリース2004 旧住友家俣野別邸国重文指定 新規ウィンドウで開く
株式会社佐藤秀 建築作品集 / 木造建築 - 住友俣野別邸(カラー) 新規ウィンドウで開く
株式会社佐藤秀 建築作品集 / 木造建築 - 俣野別邸[再建] 新規ウィンドウで開く
コメント 昭和14年に建築されたこの建物は、第16代住友吉左衞門氏のご注文により、横浜市戸塚区東俣野町の緑豊かな敷地に建築されたもので、居間や書斎、寝室などのある母屋棟、子供室棟、台所や使用人部屋などのあるサービス棟の3棟で構成されています。
建築の様式は、円形の展望室やバルコニーの軒を支える連続の方杖など中世以降のヨーロッパ北部で見られる様式で、昭和初期のモダニズムの雰囲気を感じさせる洗練されたデザインです。多数の建具、照明器具に至るまでが、オリジナルデザインにて製作されたものです。
平成16年に国の重要文化財に指定されましたが、平成21年3月15日に焼失しました。その後、当時の設計図面などを元に再建され、俣野別邸庭園の公園施設として平成29年より一般公開されています。


 

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